確定申告に行こうとして、まず悩む。
「車か電車か、はたまた自転車か」
吹田税務署まではここから3km。
別に自転車で行けない距離ではないが
丘一つ超えなければならないので、けっこうキツイ。
外に出て冷たい風に吹かれた瞬間、
「車」に決定。
大渋滞なのは覚悟して吹田駅前に向かう。
案の定、すげえ渋滞。
ま、覚悟してたんでそんなにイライラもせんかったけど。
吹田税務署の周りには駐車場は数えるほどしかない。
もともと、駐車場に止めることは考えていなかった。
このすぐ近くに閉鎖された団地群がある事を知っていたからだ。
賑わう街のすぐ近くに存在する閉鎖された団地群。
ここは全てJRの社宅なのだが、一部は完全に無人になっていて
壊される事もないまま、フェンスが張られて異様な光景になっている。
たぶん、近いうちに再開発があるんだろう。
閉鎖された団地の前に咲く花。
ここで過ごした人にとって、この花は思い出の中に普通に存在した風景なんだろう。
春の訪れを知らせる使者として。
建物の時間は止まっても、木の時間は流れ続ける。
そして、いずれ無抵抗に切り倒されてしまうんだろうか。
このすぐ近くに車を止めて税務署に向かった。
書類をいちおう職員にチェックしてもらい、無事に提出した。
車に戻ると、車のすぐ横で子供がキャッチボールをしていた。
まだここには生活が存在している。
それぞれの風景を刻み込みながら、時は流れる。
近い将来、その風景が完全に失われる事が決まっていたとしても。
なんとなく不思議な時間だった。
廃墟ってこんな不思議な気持ちにさせてくれるからいーんですよ。
月末にアメリカ・サンフランシスコに行きますが、その時に
「脱出不可能」と言われた
アルカトラズ島の刑務所を観光予定です。
「ザ・ロック」の舞台になってたトコですね。
軍艦島もアルカトラズ島のように観光に再利用すりゃいいのに。
そんな話も出ているみたいやけどね。難しいやろなあ。
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ぜひblogにアップしてくださいね、期待しときます
ちなみに俺は「ザ・ロック」よりもクリント・イーストウッドの「アルカトラズからの脱出」が好きです。
生々しいので
もちろん。期待しといてくれよ、廃墟フリークブラザー(笑)
一応、PCは持って行くけど、向こうのホテルでネットが使えるかどうかやなあ。
使えたら即日アップするので乞うご期待w