Strange Days Blog～無名ギタリストの日常

朝起きてテレビのニュースを見たらなんと最高予想気温８度(爆)
３日前の三分の一ってどーいうことやねん(笑)
さすがに上下ヒートテックプラス＋コート着用で現場に向かいましたよ。

イベント始まるもトラブルなし。
しかし、持ち回りのプリンタのインクが切れていることが判明。
しかも間の悪いことにBigStone氏に書類を印刷しなきゃならぬ。

さてどうする。
そこで取り出したるはEZナビウォーク。
電気店を探して「DEODEOエース」という所を500ｍの所に見つける。
ほほう、DEODEOが近くにあるなら大丈夫。
念のためにそこに電話して「プリンタインク置いてますか？」と聞いたら
「置いてますよー」との事で安心してサホ艦長とメシを食いに行く。

メシは昨日、コーヒーを飲んだ喫茶店「ざぼん」
ここで焼き肉ランチを食らう。
レジスターや店内の写真を撮ったがサイズを間違えてて掲載不可(泣)

さて、メシも食ったしDEODEOエースに向かおうとすると
サホ艦長が「ボクも行きますよ」とお供をしてくれる事に。
そりゃ、現場に戻ってもヒマやもんなぁ。

テクテク歩いてそのDEODEOエースに到着。
しかし大型店だと思っていたDEODEOエースは小さな街の電気屋さんだった。
看板は確かにあの黄色のDEODEOだったんだが・・・・・・
欲しかった型番のインクは確かにあったんだが、切れてる色（イエロー）はなかった。

「あの、この型番のイエローは置いてますか」
「ああ、ないですね～たぶんヤマダデンキに行けばありますよ！みんなそこにいきますから！」

なんか複雑なものを感じながら店を出た。
店の人曰く、ここからだとタクシーで行かないとキツイらしい。

さて・・・・・・・・・・・・・・・タクシーこねえ(泣)
小頭町公園まで歩いてタクシーをやっと拾った。

オイラ「・・・・・・・ヤマダデンキってあのヤマダデンキよな・・・・」
サホ艦長「・・・・・そりゃそうちゃう」
オイラ「もし山田電気店とかやったらどないしよ・・・・・」
サホ艦長「(笑)まさか～～～～」

心配は一切無用であの「ヤマダデンキ」に到着。
見事に欲しいインクをGETする。

会場に戻ってインクをセット。
クリーニングを行うもどんどん黒のインクが出なくなるという悪循環。
ネットで調べてみるとどうやら製造の不具合らしい。
こりゃこの現場中にはどうしようもねえ。

BigStone氏に提案。

「あの、書類のインクなんですが、黒じゃなくて青じゃだめっすか？」
苦笑いしながらOKを頂きました(笑)

さて、ここらあたりから忙しくなってくる。
しかも、現場初の顧客対応を依頼され
（自宅サーバを組んでる若いお客さんだったので誰も対応できなかった）
契約にない仕事だが、現場のアットホームさに負け、ついつい引き受けてしまう（苦）
正直、オイラは社員ではないのでどーかとも思ったが・・・・・・・・・

彼はあるギガビットルータ（他社）と組み合わせれるかどうかを確かめたかったのだが
「弊社では推奨しているメーカ以外の機器はオススメできないのです。申し訳ございません」と答えた。
だってそうやってサイトに書いてあるしなぁ・・・・・・
たぶん、ルータのメーカーに聞く方が早いと思うし(爆)
変に「できますよ！」なんて無責任な事言えません。
オイラなら絶対にキレるもんな(笑)

青い書類も印刷し、実機リストのテンプレートも作ったりしてるとあっという間に撤去タイム。
撤去前に水分取っているところをパパラッチされる。

正直、目が死んでるな・・・・・・・・・・・・・・

きったっぜーーーーーーーー撤去タイム！！
箱詰め！箱詰め！リスト書く！ナンバリング！掃除！もう汗だく！
すべての荷物が運び出された時点で20:15。
今期の現場はこれですべて終わった！！！！！！！！
同時開催の沖縄に連絡してみたら無事に終わったそうだ。

そして晩飯！まだ間に合う！
そう、ちぃ嬢が教えてくれたとんこつラーメンの元祖「大砲」は21:00までの営業！
アシスタントとして今回色々サポートしてくれたM君も「行きましょーよ！」と乗り気。
ダッシュでホテルに戻り着替えてタクシーへ飛び乗る。

間に合ったーーーーーーーーー！！


昔チャーシュー麺

これが元祖なのか！
非常に美味しかった！先日の「大栄ラーメン」とは違い、濃厚な味。

ラーメン食って満足してホテルに戻ることにする。
このラーメン屋は住宅街にあるのでタクシーを捕まえるのは難しそうだ。
なもんで歩いて帰ることにする。

ラーメン屋を出て左方向に歩いていくと西鉄線のガードが見えた。
「あれって西鉄線やからあれ沿いに歩いたら駅に出るんちゃう？」と
ガードをくぐって線路沿いを駅の方向に向かって歩いた。

すると・・・・・・・・・・前方がなにやら封鎖されてる？
「工事・・・？いや・・・・・検問中って書いてますよ」とM君。

検問にしては明かりが一切消えている。
しかしきっちり道は封鎖されていて、アイドリング中のパトカーが脇に止まっている。

M君がパトカーの横を通り抜けようとすると
異様なテンションの警察官がズカズカとM君の方に歩いてきてこう言った。



「組のモン？」



一瞬、ナニを言ってるのか一同まったく理解できなかった。
そしてもう一度、警察官は我々一同にこう言ったのだ。


「あんたら、組のモンか？」


目がいやに鋭く、語気には明らかに警戒の色が見える。
呆然と立ちつくすオレラに警察官はやっと気づいたのか
「ああ！」とうち解けた雰囲気になった。
オイラは「いえ、あの、ただの観光客なんですが・・・・」とやっと口を開いた。

「それじゃここは通れんよ！ごめんね！」と迂回を示す警察官。

M君曰く、「たぶん『組のモンか？』なんて言葉、一生にもう聞くことないですわ(笑)」。

どうやら去年の５月にここらへんで抗争事件に伴う発砲事件があったらしい。
（関連BLOG記事）
エライ所に迷い込んでしまったんだな。。。。。
しかも、機関銃や手榴弾まで使用された疑いがあるらしく
もう「代紋TAKE2」の世界ですわ。。。。。。。。

ここでみんなと解散。
オイラは一旦ホテルに戻ったんだが、まだ達成できてない目標がある！

そう！「久留米弁の女の子とおしゃべり！」

単身で再び「文化街」方面へ向かう。
呼び込みの兄ちゃんやおねーさんもいるんだが
「どうですかーーー生モミ、おっぱい！」とか
そんな下世話な店のもんばかりが声かけて来やがる。

バカヤロウ、そんなんじゃねえんだよ。
オレはカウンターかなんかでおしゃべりしたいんだ。
呑めないけど。
テレビで見たようにソファーかなんかでならんでおしゃべりしてえんだ。
呑めないけど。
「龍が如く」の桐生ちゃんみたいにフルーツ盛りを頼んでみたいんだ。
呑めないけど。
「どっからきたとー？大阪ーー？わぁ、えらい遠かねー」とか言われてみたいんだ。
呑めないけど。

結局、そういう所に行った事がなく、システムすらよくわかってないオレは
もちろん一人でお店の扉を開ける「勇気」もなく、
そういうお店の感じを嗅ぎ分ける「嗅覚」もなく、
敗北感だけを背負いながらコンビニで缶コーヒーを買ってホテルに戻った。。。。

そして出した結論。

「中洲なら、中洲なら、オレはたぶん店に入ることができたはずだ」

所詮、負け犬の遠吠えである。
今年、36の年男。未だにキャバクラデビューならず。

明日、やっとホームタウンオオサカに帰れます。
佐賀県鳥栖市出身のBigStone氏が撤去作業中に言った言葉
「ボク、このままここ（九州）に残りたいですわ～大阪に帰りたくない・・」
「そうですか～僕は逆に大阪に帰りたいですよ！」
「・・・・やっぱり、生まれたところが一番恋しいですよね・・・」

それぞれが持つふるさと。
やっぱりオイラは大阪に一番戻りたいんですよ。

おふくろが嫌いになったんじゃない
この家がいやになったんじゃない
今はただ、この灰色にあせた
街を出て行きたいだけ

昔小さい頃の思い出は
右へ左へと街をかけめぐった
今もあの川は流れてるけど
オレは別に流れていこう

いずれは古巣へ帰っていくだろうけれど
いずれは古巣へ帰るだろうけど

日が沈むと汽車は街に響き
俺達は急いで家に帰ったものさ
懐かしい友達も今はそれぞれの
街に生きてる

この街を裏切るなんて思っちゃいない
みんな優しい思い出ばかりだから
今はただこの灰色にあせた
街を出て行きたいだけ

いずれは古巣へ帰っていくだろうけれど
いずれは古巣へ帰るだろうけど

「淋しい街から」by,ARB

この久留米市出身の石橋綾氏が書いた歌詞です。

次はいつこの街に訪れるだろうな。

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