<<前の記事 /

レトロな町並!:飛騨高山出張2日目

そして出張時に発病する「早起き病
目覚めるとAM3:00(笑)
「うおわー、またやってもうた~」とつぶやきながら風呂に向かう。

静まりかえったプチホテルは不気味だ。
大浴場と思って入ったら「小浴場」だった。
しかもシャワーがね、いつまで経ってもアツクならんのです・・・

これはミジメですよ。
男一人、真夜中に小浴場で頭洗おうとしたら水しか出ない。。
ベイベベイベー、教えてくれ、こんな事ってあるのかい?と
頭の中でストリート・スライダーズの「のら犬にさえなれない」が鳴り響く。
秋のせいでなく何かサミシイ気分が押し寄せてくるのも致し方あるまい。

そして部屋に帰ればツインベッドに男一人。


もうね。寝るしかない。
仕事だもの。
仕方ないじゃないか。

もちろんここはネット回線なんていう洒落た物は装備されておらず。
そしてここでは開いてる店など皆無だ。
いつもの「夜中徘徊」もこの町では真っ暗すぎて危険なのだ。

明るくなるまで寝ころんでまどろみを楽しむ事にした。

・・・・・・・・ピピピピピピピとアラームが鳴った。AM6:00。
ランニングするために持ってきていたジャージに着替えて外に出る。

さっきまで雨降ってたみたいで薄い霧がかかっていて、道路もぬれてた。

まずはホテル入り口。


そして散策開始。

旧町役場。朝早かったせいか中には入れず。

でもなかなかええ感じですやん。

その名も「古い町並」(これが正式名称である)

関係ないが「古い日記」は和製ダイナマイトソウル、和田アキ子



コーヒーショップ


町並二連発




携帯ショップもこうなる


宮川にかかる橋から撮影した朝の風景

イーーーーーッネ!
どことなく京都の鴨川を連想させますな

川沿いで開催されていた「朝市」

ここで「みたらし団子」買って喰った。60円!


鍛冶屋さん!わーーーーこんなん見たことないっすよ。
ウルティマオンラインの中以外では(笑)

またもコーヒーショップ


赤く塗られた橋


町並をもういっちょ

エレクトーンの文字も心なしかレトロだ。
(わざと統一してるのかな?)

酒蔵


ゆるやかな坂道


心打たれた風景


朝顔(の造花

これが流行っているのか知らんが家、店、問わずあちこちにあった。

坂道のある風景

あーーこれいーわ。
オイラなぜか「坂道のある風景」って好きなんですよ。
だから尾道市も大好きなんです。坂道下れば海ってのが!
たぶん昔、神戸に住んでたときの影響がまだ残っているのかも。
そういえば尾崎豊氏の歌に「坂の下に見えたあの街」って曲がありますな。

「ぼくのなつやすみ2」ってPS2のゲームがあるんですが
このゲームの世界観が一番のあこがれ。
島で、海があって裏山のほとりには清流ってパラレルワールドが一番のあこがれ(笑)

さて。観光に来てるわけではない。
散歩を終えてスーツに着替えて、部屋を出る。
朝飯から飛騨牛の味噌包み焼きという、濃いメニューを喰って会場へ。

会場では最終調整を行って、無事に全部稼働終了。
さーーーーてくつろごうと思ったら思わぬ展開が!

なんと、この出張始まって以来の事だが、待機場所が今回なかったのである。
設営終われば「保安要員」の我らはイベントやってる時は人から隠れて待機する。
トラブル起こるまで出番がないために、ボーッとするしかないのだ。
それをイベント開催中に見られれば、モチベーションを下げる要因にもなる。
(過去数回、この手のクレームは何度もあがった経験があります。)

しかし場所がなければどうしようもない。
ブースの裏に行ったりとかソリッド・スネークばりの動きで動き回るも
いずれはネタがつきて時間をもてあますように。

やることないし、トラブルがあるかもしれんから会場離れるわけにもいかんし
かといってどっかで座ってればクレーム出るし、これはツライ。

なんとか時間つぶしながらやっと昼飯タイム。

今回はSHADY氏のBLOGにも載っていたカレーショップ「弱尊(JAKSON)」へ。

お店に入ると良い感じの内装に、BGMはこだわりのオーディオセットからビートルズ!
一発で気に入りました。

トッピングメニュー

HSE?
FE?
なんじゃこりゃ?

聞けばHSEは温泉卵でFEは揚げ卵だそうな。
で、スジカレー大盛り+FEをオーダー。

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

そしてここのカレーは「フォーク」で食べるのだとか。
すごく甘みがあるルーですんげーウマかったです。

ゆっくりめに時間をつぶして再び会場へ。
PCが一台、吹っ飛んだり電話が一台ぶっこわれたりというトラブルがあったものの
すばやく対処して無事に初日は終了しました。

ホテルに戻って晩飯に出かけました。
昨日の「あ蔵」がなかなか当たりだったので、今日も出かけたんだが満席(;´д`)トホホー

ここの姉妹店が近くにあるらしく、そこに電話してみると空いてる、との事。
たどり着くとそこは「侘助」というお店で魚介類が主体のお店でした。
しかし刺身盛り一人前1500円・・・・・
さすがはバリバリの内地。海がないという事実は刺身の値段にも反映している。

楽しく大笑いの食事を終えてホテルに戻ったのはPM11:00。
またも即就寝でした。

{XT_LOG_CONT}

{OTD_MAIN}
| 映画・ドラマの話題 | 09:17 AM | comments (3) | trackback (0) |
宮川や内地をシャワーしなかった。
| BlogPetのSuzu | EMAIL | URL | 2006/10/29 01:27 PM | nuDnV2Ro |
この写真の川筋の風景、実家のある甲山の風景とそっくりじゃわあ。
レトロな感じの川筋。
すぐ近くの弘法大師が開いた今高野山に登ると、今頃は紅葉が真っ赤だわ。
一週間以内に行ってみよっと!
| フランス | EMAIL | URL | 2006/10/31 01:43 AM | cLkZLq3c |
>フランス様
これはこれは、お義母さま(笑)
コメントして頂くなんぞ光栄でございますよw
(・・・・・読まれてるんだな・・・・シモネタ控えな・・・・)
そういえば甲山(こうざん)はええ感じに紅葉かもしれないですねえ。
こっちには甲山とかいて「かぶとやま」っつー山がありますが
小学校以来、行ってないですわ~
紅葉、楽しんできて下さいね!
| Gaku | EMAIL | URL | 2006/11/01 03:50 AM | cxB/kusY |
http://strangeday.s31.xrea.com/blog/tb.php?504

心に残る、いや、ひっかかる?

夜中、リビングでぼーっとテレビを眺める事があります。
最近、「V☆パラダイス」というチャンネルは夜中、
いわゆるピンク映画を流しておるのです。

中にはまあ、もう男性の欲望をただ煽るだけの物も非常に多くてですね。
濡れ場さえありゃああとはもうどうでもいいや、的な作品のオンパレード。

タイトルだけでも笑ってしまうものが非常に多い。
「 快楽!人妻温泉天国 」
「蛇道 実録女詐欺師伝 」
「快楽!OL温泉天国 」
「KILL WOMAN 新体操刑事 」

あっはっはっはっは
新体操デカって何やねん(笑)

その中でぼーっとついつい全部見てしまった作品が二つ。

「かえるのうた」「絶倫絶女」の二本。
もう、どっちもストーリー展開がシュールすぎて濡れ場そっちのけで全部見てしまい
最後「えーーーーーーー!そ、それで終わりかい!」とツッコンでしまったという作品。

この二本の映画はいくつかの共通点がある。
監督が「いまおかしんじ」という人だという事。
両作品ともR-18指定で一般映画館でも公開されたという事。(両方ともタイトルを変更された上で)
吉岡睦雄という俳優がどっちにも出ている事。
平沢里菜子という女優がどっちにも出ている事。

まあ、アダルトビデオと呼ばれる物のほとんどは途中で繰り広げられる
ストーリー展開部分はもはや「寸劇」とでも呼べるほどのレベルの低いものが多いのだけど
この二本は、一般映画として公開されたりもしてるわけですから
演技の方も普通の作品として見れましたな。

しかし、この二本のシュールさ加減はぜひ見て体験してほしいもんです。
絶対に「なんじゃそらーーーー!」と叫んでしまう事うけあいです。

でも最後まで見てしまうって事は作品としての力もあるって事かも知れませんね。
たまたま見たこの二本が同じ監督によって撮られていたって事も
「監督の力」と言っても良いかもしれません。
いまおかしんじのWikipedia

イイワルイは別にして心に引っかかる作品であった事は確かでした。

{XT_LOG_CONT}

{OTD_MAIN}
| 映画・ドラマの話題 | 01:23 AM | comments (3) | trackback (0) |
いやいや~喰いつきやすい日記ですw

タイトルおもろすぎw

当然、『日活名作ロマン』シリーズはご存じでしょうね~今度は、
『潮吹き海女』とか『花と蛇~飼育編~』とか『タイムアバンチュール絶頂5秒前』とか
みて、日記書いて下さいwww
| Natsu | EMAIL | URL | 2006/10/21 12:27 PM | NJFL1TXg |
きょう、ここに共通しなかった?
しかしGakuはここまでGakuは力っぽい変更した。
でもGakuが男性っぽい展開する?
でもきょうSuzuは、演技しないです。
しかしここで新体操も演技した?
しかしここまで展開しなかったー。
でもきょうは、指定したかも。
しかしGakuとテレビ絶したかったみたい。
でもGakuで変更しなかったー。
| BlogPetのSuzu | EMAIL | URL | 2006/10/21 02:44 PM | nuDnV2Ro |
>Natsu
やはりw
日活ロマン系統はオレの世代じゃねえ!
しかもオメーの世代でもねえ(笑)
あれは確かビデオとかが普及してないときが全盛ではなかったか?
なんでそんなタイトルとか知ってんねん・・・・
| Gaku | EMAIL | URL | 2006/10/22 03:57 AM | cxB/kusY |
http://strangeday.s31.xrea.com/blog/tb.php?496

昭和という風景・・・「佐賀のがばいばあちゃん」を見る

朝からクソ忙しく仕事してました。
最近、なんや余裕がありまへん。
また、しばらくしたら温泉逃亡を企てる可能性が出てきました(笑)

しかし涼しくなりましたね。

オフィスは今日、クーラー入ってませんでした。

一服しながら撮影した秋晴れの空。


そして、みんなが昼飯行ってる間に留守番中。


紅一点だった小悪魔Eちゃんはやめちゃいました( ´Д⊂ヽ

オフィス男祭り展開ちう。
しかし来週からは新しい女性が入るそうです(`・ω・´)シャキーン

・・・・・・セクハラと言われない様にせんとな・・・・・・・

仕事を一つ完成させて家に戻りました。
戻って例のFAUN DVDの最後の追い込み作業をやってたら・・・・・・
さっきの仕事や別の仕事の修正依頼メール&電話がガシガシと入って来ます(泣)
ハイテンションになって片づけて、Premiereとにらめっこ。

そうなんですよ。なんでもボタン一つで一瞬にできるわけやおまへんねんで(笑)
この10分間のDVDの為に何十時間費やしたんだろなあ。
でも、それも終わりが見えてきたので精神的にはかなりラクになってきた。

が。

今日は嫁と映画に行く約束をしてたんだが終わりそうにない・・・・・

このテンションを持続させたまま作業を継続させた方がいいのはわかっているが
家庭の平和を守るため(爆)に徹夜作業を決意して映画館へ。

今日の映画は「佐賀のがばいばあちゃん」。

漫才コンビB&Bの島田洋七氏が書いたベストセラーを原作に作られた映画だ。
最近、けっこう邦画づいてます。
前にみた「恋するトマト」もけっこうよかったし、これはまた改めて。

この「佐賀のがばいばあちゃん」は大々的に宣伝などしていなく
配給されている映画館もものすごく少ない。
そういった予算がなかったんだろうな。
実際、映画はほとんど佐賀の人達がエキストラとして参加していたみたい。

上映されている映画館を探してみたら、「千日前国際シネマ」らしい。
あのまぜカレーでお馴染みの「自由軒」の並びのトコやね。

行ってみたら、なんと古い映画館だこと!
この商店街のど真ん中によくこんな映画館が残っているなぁと思った。

http://www.cinema-st.com/road/r034.html

思わず写真とりまくる。


このフォント(笑)


今日はこの映画をオールナイトで上映するらしい。
(ちなみに隣接する映画館はポルノ映画館だ!行ったことない!行ってみよう!)

しかし観客は全部でたったの6人。
そのウチの半分はただ単に朝まで寝て過ごすおっちゃん達!

すばらしいレトロな感覚の中、「サーー」というヒスノイズまみれのアナウンスが。
電気がフェードアウトではなく「バチッ!」と消える。
しかし「禁煙」という赤ランプや「非常口」の緑の光。そして完全に消えない場内照明(笑)
あんなに明るい映画館も最近じゃめずらしいぜw

さて映画が始まりました。

この映画は島田氏の実話からなるお話で昭和31年から舞台は始まる。
(まったくの偶然か、この千日前国際シネマも昭和31年設立だ!)
原爆症で父を亡くした主人公は居酒屋で働き出した母が恋しくて
ついお店にまで泣きながら行ってしまう小学3年の男の子。

たしかに夜の店で泣いてるコドモを見るほど冷めるもんはない(笑)

意を決した母親は佐賀のおばあちゃんに主人公を預ける決意をする。
半ば無理矢理、夜汽車に放り込まれた主人公は佐賀へ。

ここでおばあちゃんと対面。
おばあちゃんは女手一つで子供7人を育て上げた強き昭和の女性。
58歳になった今でも掃除婦として働きながら自活している。
そして、ばあちゃんと二人の生活が始まった。
母が恋しくて、故郷広島へ続く線路を眺めたりしながらも
独特の、そして、真実がいっぱいつまった「ばあちゃん語録」そして「哲学」を
素直に受け入れて育っていく主人公。

「ケチはいかん。でも節約は天才たい!」
「暗い話は夜にするな。明るい昼間話せばなんでもない。」
「お腹がすいた? そりゃ、気のせいじゃ!」
「ひとに気づかれずにやるのが、ほんとの優しさじゃ」
「拾うものはあっても、捨てるものはなかとばい」
「生きていることが面白い。なりふりかまうより、工夫してみろ。」

どんな環境下でもそれを笑い飛ばすポジティブなパワー。
全ては気の持ちよう。
こういったセリフをシレッと吐けるには相当タフじゃないと絶対に無理だ。
あの激動の昭和。それを支えたのはやっぱりこういった女性だったんじゃないかと思う。

この映画は「心」が一番描かれていると思った。
それも「人に対する澄み切った心」である。
登場する人物にイヤなヤツが誰もいないのだ。

運動会の時にばあちゃんは仕事で見に来れない。
「運動会の時ぐらい卵焼きを持たせてやりたい」と朝からニワトリの前で
「産め!産まんか!このバカニワトリ!」と念ずるばあちゃん。
残念ながら卵は産まれず、梅干しとショウガの日の丸弁当を持たせるばあちゃん。

運動会の昼休み。
もちろん主人公は一緒に食べる相手はいない。
教室で一人、弁当を食べているとそこに先生がやってくる。

「おーう、お前の弁当って梅干しとショウガ入っとるやろ。
 センセ、朝から腹具合悪くてな~、腹痛に梅干しとショウガ効くから弁当取り替えてくれや

このセンス。
ここにオレは一番感動を覚えました。
「哀れみ」ではない「優しさ」。
こんな事、なかなかできるもんじゃないですよ。
そして次から次へと同じ事を主人公にやりに来る先生達(笑)

そして8年が経ち、主人公も中学三年生。
最後のマラソン大会にずっとずっと逢えなかった母親が広島から見に来た!
併走する自転車の先生が「お前、よかったなあ。本当によかったなあ」と涙を流す。
(ちなみにこの先生役の山本太郎氏は名演!いい俳優になったよなメロリンQも)

そして高校入学と共に8年間過ごした佐賀ともお別れ。
「ばあちゃん。オレ・・・・・行くね」
「・・・・・・はよいけ!」
鍋をゴシゴシと磨きながら顔を合わせようとしないおばあちゃん。

主人公が出て行こうとしたその時

「・・・・・・・・・・・・・行くなーーーーー!!」と叫ぶおばあちゃん。

よくある「死別」で涙を誘うラストシーンじゃなくてよかった。
見終わった後、すがすがしい気持ちになれる映画でした。
邦画、捨てたもんじゃないです。いい映画ほど小さい映画館でしかやってねーんだよな。

この映画を見て思い出したことがある。

あの永ちゃんこと矢沢永吉氏も両親が離婚してから
親戚をたらい回しにされて、おばあちゃんの所に預けられたのだった。
そしておばあちゃんはくず鉄拾いや芝刈りをやりながら永ちゃんを育てたのである。
しかも、永ちゃんの父親も原爆症で亡くなっている。

「永吉。これを卵だと思って食うな。鶏一匹殺してくれたと思えよ」
(著書:成り上がりより抜粋)


同じ時代、同じ境遇を生きたおばあちゃん達のセリフに
「強さ」と「優しさ」を感じるのはオレだけではないはずだ。

この「佐賀のがばいばあちゃん」は
「強さ」と「優しさ」が満ちあふれているとてもいい映画です。

DVDとかにはなりにくいかも知れないので
オフィシャルサイトにて上映スケジュールを探してみてください。

必見です。

{XT_LOG_CONT}

{OTD_MAIN}
| 映画・ドラマの話題 | 05:20 AM | comments (0) | trackback (0) |
http://strangeday.s31.xrea.com/blog/tb.php?456

Calender

New Informations

{POSTIT}

Profile

プロフィール写真
Gaku

1971.5.11生まれ
Blood type A

My Favorite Items

最近のお気に入りっす

{ZONUITEM}

QR Code

携帯電話アクセス用QRコード

携帯からも読めますぜ

ぬこ

Search

New Entries

Recent Comments

Recent Trackback

Categories

Archives

My Favorite Blogs

RSS & Atom Feeds

RSS2.0

Atom 0.3

Atom 1.0