第一話を見てファンタジックな展開に困惑してしまった大河ドラマ「新撰組!」。
最近、メシを食うときに一話ずつ見るのが習慣になってます。
正直言ってだいぶ慣れてきました。
まあ、歴史ってのは細かい事までわからないもんだし
どんな歴史小説でもある程度の創作があるもんだ。
司馬遼太郎だってその現場を見たわけじゃないんだしw
最初にマンガ「おーい!竜馬」を読んで次に「翔ぶが如く」の小説、
そして大河ドラマ「翔ぶが如く」を見てたもんだから
新撰組自体が「敵」として認識されていて感情移入できなかったわけですよ。
どれもこれも倒幕側の視点なわけだしね。
大河「新撰組!」は近藤勇らの多摩時代が結構長く描かれていて
青春群像劇としてのカラーがかなり濃い。
これはマンガ「おーい!竜馬」の竜馬少年時代と同じ様な事で
あれがあったからこそ武市半平太や岡田以蔵のキャラに感情移入できた。
実際、武市半平太と以蔵なんて人いっぱい殺してるみたいだし悪いヤツなんだけど
竜馬と幼少時代に仲良し三人組だったって設定だったから
あの二人が牢獄に放り込まれて殺されるシーンが際だってたんだと思う。
いま「新撰組!」はちょうど12話あたり。
浪士組結成して京都に向かうあたりです。
多摩でバカやってた人らが死んでいくのは歴史の事実だから
後半の事考えるとけっこうツライものがありますな。
あ、って事はもう感情移入できてるって事だあね(笑)
正月特番で土方の五稜郭までの続編を放送するのが決定みたいだし
それまでに全49話を見ておきたいと思います。
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実際、幕末の若者たちは、「このままでは日本は駄目になる」と言う強い危機感を持って行動していたんじゃないかと思います。ベクトルが違うだけで、思いの強さは同じなので、どの話でも感動できると言う事なのでしょうね。
#なお、マンガで新撰組を描いた物としては、「天まであがれ!」をお勧めします。中身はかなりファンタジーなのですが、史実では江戸で孤独に死んでいった沖田総司が、最後は孤独ではなかった...と言う部分に涙しました。
後は、このまま明治、大正と勉強して
満州事変まで行けば途中の知識を補完できそうです(笑)
学校じゃほとんど逃げるようにスルーされましたからねえ、授業。
昭和天皇崩御の日に補習受けてまして
その時に見た出来事がオレを満州事変以降に興味を持たせたのです。
また今度詳しく書いてみますね。
オススメマンガありがとうございます。
今度読んでみますね〜