Strange Days Blog～無名ギタリストの日常

3月というのに暑くて寝苦しかった。
喉がカラカラに乾いて起きるというイヤな目覚め。AM:6:58。
まどろみの中でAM7:00に合わせておいた目覚ましアラームが鳴り出す。

さて、移動だ。

まとめておいた荷物を持ってチェックアウト。
せっかくやし・・・・・と朝食会場で朝食を食べるもあまり美味しくなかった。

タクシーに乗り込んで宮崎空港へ。
今日も宮崎は良い天気だ。
大阪にいる時の感覚でコートを着てきた自分がアホに見える・・・・

AM9:15福岡行きの飛行機に乗り込んで、いつものように離陸前に寝る(笑)
飛行機、苦手だから仕方ない。

福岡空港に着いて、地下鉄でＪＲ福岡駅まで移動。
The Modsの梶浦氏が脱退、のニュースの直後にくる福岡はなんだか複雑だ・・・
しかし、暑い。
つーか、Ｔシャツ１枚でも全然OKな気がする。

福岡駅からは有明３号で久留米に向かう。
実は、久留米は過去に一回だけライブで来たことがある。
いきなりライブが決まって久留米に飛んで、ライブ終了後打ち上げをやり
そのままJR福岡駅まで車で移動・仮眠して始発の新幹線で帰る、という思い出。
あわただしすぎて、なんてライブハウスだったかも覚えていない。
そんな久留米に10年ぶりぐらいに訪れるわけである。

JR久留米駅に到着。
もちろん、全然記憶にない風景。
「駅からはタクシーで移動して下さい」との事だったのだが
タクシーが一台も止まっていない(泣)

前もってもらった地図をみるとそんなに遠いわけじゃなさそうだし
「歩いていくか」と心を決める。
どうやら明治通り沿いに会場があるらしい。
ここであまりの暑さにコートを脱いでカバンの中に放り込んだ。

・・・・・・しかし歩くにつれて不安がよぎる。
ほんまにこれで合ってるのか、と。
久留米出身でネットゲーム仲間のちぃに写メールを送り
「明治通りってこれ？」と聞いたらすぐに電話をくれてサポートしてくれた。
案の定、思いっきり間違っていた様だ(爆)

会場に到着したらサホ艦長のトラックが見えた。
搬入もスムースに終わったらしくみんなで昼食を食べに行くことにする。
会場前の六角堂広場にある「大栄ラーメン」に決定。

店に入った瞬間、漂うトンコツの香り。
大阪ではなかなか食えない味にただ感動。そして安い(笑)

会場に戻ると支店勤務の女性が
コーヒーやおつまみ、そして手作りの山菜総菜などを出してもてなしてくれた。
長い事この現場（昨日の宮崎で通算100回だったらしい）に来てるが
こんなに丁寧なもてなしを受けたのは初めてでした。

そこで色んな話をしていると、さすがは九州と言うべきか
方向はなぜか「お酒」の方向に向かう。昼間なのに・・・・・

「こんな総菜食べてたらお酒欲しくなるとね」
「あーー、そうなんですか。でも僕、お酒呑めないんですよ」
「え！（絶対に返ってくるこの反応）」
「絶対にそうやって驚かれるんですよね～(笑)」
「男でお酒、呑めんて」
「はい」


「何のために生まれてきたと？」


いきなり全否定です(泣)しかも、存在自体。

「そりゃー、人生の楽しみを半分も知らんのと同じやね～」

ひでぇ(笑)

「え、じゃあ、どれぐらいからお酒飲んではるんですか？」と聞いてみる。

「そりゃあ、物心ついた時から呑みよったい」
「あたしゃあ、鹿児島やけん。やかんには常に焼酎はいっとったからね」

九州の女性はコワイスゴイです(泣)

設営はどの現場よりもスムースに進み、
PM6:00には宿泊先である久留米ワシントンホテルにチェックインできた。
こんな事はホントに久し振りである。

夕食は会場近くにある「はかた地鶏『とり翔』」で地鶏の水炊きを。

初めて食べたけど、うまかったす。

飯食い終わって店をでたのがPM9:30。
日曜日のせいなのか、街には人が歩いておらず寂しい感じだった。

ホテルに戻る際に、10年前の記憶がおぼろげに蘇りそうになる。

「あ、たしかこのアーケードの下にストリートミュージシャンが居て・・・・
　そこの筋を入ったところの横にあったビルだったような・・・・」

その記憶を元に、「ビルがあったはずの場所」を振り返ってみても
そんなビルもライブハウスさえもどこにも見あたらなかった。
おぼろげな記憶とシンクロしない現在のリアルな街並み。
あれはもしかして夢だったのか・・・・？

ロード後半の始まりはこんな感じ。
街の散策は明日の夜という事で(笑)

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