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音楽の消費のされ方

最近、車に乗るときはiPodを持ち込んでそれを鳴らしています。
なんせ10000曲ぐらいは入ってるので、無音て事はない。
カセットやCDの様に入れ替えの必要もない。
ダイヤルさえ回せば、ボタンさえ押せばあっという間に次の曲を聴ける。

そうやってデジタル化された事で何が変わったかと言えば

「音楽の聴き方」ってヤツなんですね。

カセット時代は、車の中に持ち込めるカセットの数って上限がありましたよね。
誰もがシートの下にカセットケースを押し込んで(笑)
お気に入りの厳選されたライブラリをカーステに放り込んで
流しっぱなしにしてたもんです。

気に入らない曲があっても飛ばす事は走行中には難しかった。
少ししたらブランクサーチ(A面の最後に来たら自動的に早送りしてオートリバース)とか
できる機種も出てきたけど、
なるたけ飛ばしたりせずに、その曲すら愛せるようになるまで聴いてたもんです。
なぜなら「早送りしてる間の無音時間」がイヤだったのと
機材の性能的な問題で、一曲飛ばすつもりがお気に入りの次の曲まで
すっ飛ばしてしまい「ああっ!」とかイライラしてしまう事もイヤだった(笑)

ところが最近はボタンを「ポン」であっという間に正確に次の曲ですよ。

カセット20本なんてせいぜい250曲程度じゃないですか。
40倍以上の楽曲が片手に収まる機械で持ち運べるんやからなぁ。

そうなると噛めば噛むほど味が出てくる曲みたいな曲は
だんだん好まれなくなってくるのかなぁとも思ったり。

キャッチーな曲作りを心がけないと「おもんね」とボタンポンですからな。

過去、プリンスが「LoveSexy」をリリースした時は
「アルバムがパーツ化されて聴かれるのがイヤだった」との事で
アルバム丸々を一曲とCDにメモリーした物を販売してました。

CDによる音楽のデジタル化が進む時代の流れに警笛を鳴らす意味もあったんでしょう。

アナログの面倒さというのは
音楽を制作する物に取ってはある意味、自由なキャンバスの様なものだったかも知れません。

いまや簡単に同じ物がコピーできてしまうデジタル時代。
それを作って売って生活の糧にするには
「消費のされ方」にも敏感にならければやっていけないのかもね。

だからこそ似通った曲が最近出回っているのかもな(笑)
先に売るための企画ありきでその制約の中で創造する者は産みの苦しみを味合う。

・・・・・・・・・結局はスポンサーの機嫌取りって事なのか。
どこの世界でも一緒ってこったねw

食っていくってのはハードだねぇ。ホント。

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| 音楽の話題::聴くとか | 03:11 AM | comments (1) | trackback (0) |
きのうはここまで楽曲は制作したかったみたい。
| BlogPetのSuzu | EMAIL | URL | 2007/01/27 11:44 AM | nuDnV2Ro |

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