Strange Days Blog～無名ギタリストの日常

「Black is Beautiful」。
黒人公民権運動の時に叫ばれたスローガンである。

極東の島国に暮らすオイラのような黄色人種に
「Soul」と言うものを教えてくれたのは、そう、Black Music。

レゲエも聞いたぞ。(ﾟｰﾟ)(｡_｡)ｳﾝｳﾝ。
ブルースも聞いたぞ。(ﾟｰﾟ)(｡_｡)ｳﾝｳﾝ
あのグルーヴに魅せられ続けてなんとか近づこうとしても、それは遠い。

「流れている血が違う」と批評家達は言う。
そんな事があるものか！ただ単にテクニックの問題だ！
そう言い聞かせて毎日探求する事ウン十年。

・・・・・・・・・・・と、今日は音楽談義かぁ？と思わせておいて
実は食いもんである。



黒い米である。
こういうものを見つけてしまいました。

説明書きを読むと・・・・・・
「白米7：黒米3の割合で炊いてお召し上がり下さい」とな。

ほほう。なるほど。
米を洗った段階で見てみると、ごま塩ご飯みたいな感じ。
炊きあがりも白いのと黒いのが混在して、とても食欲を煽るに違いない！

さあ、スイッチオン。
ﾄﾞｷﾄﾞｷ・・・・・・・・・・・ﾜｸﾜｸ・・・・・・・・・（←死語）

「ピッピラピーッピッピラピー♪」←うちの炊飯器のアラーム。

おお。炊けたぞ。
さあ、オレに見せてくれ。白と黒が織りなすハーモニーを。
ポール・マッカートニーとスティーヴィー・ワンダーが歌った
「エボニー・アンド・アイボリー」の様にステキなハーモニーを！

「ピアノの黒鍵と白鍵はすごくキレイなハーモニーを奏でているのに
どうして僕たち人間はそれができないんだろう？」

ああ、なんて良い歌詞なんだ。
さーて、いっただっき・・・・・・・



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こ、これがソウルの力なのか。
それとも「ブルース・パワー」？
ローリング・ストーンズは海の向こうから届くブルースレコードを聞いて
それに近づこうと必死になった。
ザ・フーのロジャー・ダルトリーはジェームス・ブラウンになりたかった。
まだ情報がない時代に、船員が持ち込むレコードをすり切れるまで聞いて
そのグルーヴをつかみ取ろうとしたのだ。
しかし、それはかなわなかった。
その代わりにそのエッセンスを得て、彼らは自分なりのスタイルを築いていったのである！

まさに白を食い尽くす黒。まさに「Black is No.1」。

考えても見たまえ。
我々日本人は炊飯器を開けた時に目に飛び込んでくる色は「白」と認識しているはず。
それを36年間見続けてきて、炊飯器開けたときのこの色のインパクトはスゴイ。

でも味はおいしいいいいいいいかった！
「飯」の時も自分なりのスタイルを探求する男の物語はまだ続く・・・・・・

そう、ボクは気づいたんだ。
これこそが「キレイなハーモニー」なんだって事を・・・・・

納豆騒動、そのあっけない幕切れ

ねつ造だってよ。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070121it01.htm

やっぱ「あるある」だと思ったわ。

でもね。これを見て思ったのはね。
「テレビって本当に信用できない、が、影響力はスゴイ」って事なのね。

あれだけのヒトが踊らされたわけでしょ。
普段、納豆なんぞ見向きもせんかった人達が飛びついたわけでしょ。
それも「自分の管理不足を補うツール」としてね。

もう「テレビで紹介されたから」ってのはなんの信用にも値せん情報だって事を
こういう事をどんどん暴いて明らかにして欲しい。

テレビと言うものは「与えられる情報」にしか過ぎないって事を気づくべきですよ。
今はネットの普及もあって情報共有、そしてそれに対する議論もあっという間にできる時代。
だからこそ、こんなに早く真実が暴かれてしまう。
やりにくいだろうね、テレビ屋さんって人達は。こんな時代ではね(笑)

こういったやり方が当たり前のテレビという物を、オレラは見て育ったのですよ。
それってすごくコワイことですな。
「今まで見てきた物って・・・・・・・・全部ウソなのか？」と思われても仕方ないわな。

結局、大事なのは「確固たる自分の信念、そして的確な情報収集の確立」。
たぶんこれからの時代はそれが問われる時代になるんでしょう。
「自分で見て、聞いて判断しろ」って事を、この手の事件は
私たちに示してくれているんでしょうね。

そろそろ、踊らされるのはやめにしましょうや。
それがこれからの現代人の生き方なのかも知れませんね。

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