「ジャンルは何?」
よく聞かれます。
音楽やってると特に。
正直。
自分でもよく分かりません。
ロケンロール命!
とか
パンクロック命!
とか
冷静に自分で考えるとどうやらそうではなさそうです。
実際、今やってるバンドは50's~90'sの名曲をカバーしてるし
ステージングもあんなんなんで、ロケンロール好きだと認識されてる場合が多いです。
そりゃビートルズを筆頭としたブリティッシュロックも好きだし
ドクターフィールグッドのようなパブロックもクラッシュみたいなパンクも好きだけど
その反面、
演歌とか普通にBGMで聞きます。
逆にブライアン・セッツアー・オーケストラとか仕事中になんぞ、やかましくて聞いてられまへん。
仕事中はもっぱら最近はスターダスト・レビューのベストか
ラルクのシングル集がずっとリピート。
まあ、リスナーとしては幅広いんでしょう。
自分でも節奏がねえなあ、と思いますし。
しかし、自分が作り出すオリジナルになると多分ロケンロールではない気がします。
実際、曲作るときはアコギで作ること多いです。
過去、ムード歌謡のオリジナルバンドもやってましたし(笑)
ACIDを知ってしまった以上、曲作りの方法も変わるかも知れませんが・・・・・
そりゃ3ピースでドカンとやる楽しさも知ってますが
あくまでも個人で作るオリジナルともなるとどーだろーなー?と思います。
そういうジャンルの無節操さで一番好きなのは(目標にできうるアーティストは)
たぶんオレにとって
ニール・ヤング大先生だと思うのです。
時代の流れと共にニール先生はアルバム毎に全く違うジャンルを叩き出してました。
CSN・Y時代には「Helpless」なんて名曲も残しておりますが
いきなり
ロカビリー
やっちゃったり、ヴォーカルに
ボコーダー通しちゃったり
いきなりクレイジーホース(バンド)率いて「ライク・ア・ハリケーン」というヘヴィーな曲やったりもするし
「
ハーヴェスト
」なんてド級のアコースティックの名盤だしたりもする。
「おっさん、丸くなったのー」思ってたらクレイジーホースと「
Weld
」なんつうすげえライブアルバムだして
「うはーーーーーすげえ!おっさんすげえよ!」と思ってたら
「
ハーヴェスト・ムーン
」なんてほっこりしちゃうアコースティックなアルバム出す(笑)
「おいおい、またおとなしくなるんかい」と思いきや
息子ぐらいの年齢の
パール・ジャムをバックバンドに従えて「
ミラー・ボール
」だすし(笑)
常に変化を求めるこの姿勢はものすごく共感できます。
それと、この人のギターソロは絶対にマネできません(笑)
情熱、というよりも「情念」がそのままアンプから出てくるようなサウンドは
たとえ同じレスポール+ビグスビートレモロを使っても絶対にムリ。
「WELD」のオープニング「Hey Hey My My」のイントロ聞くだけで今でも涙でる(笑)
たぶんオレはこんなおっさんになりたいんだと思う。
いつか見たブートレッグで
延々「Helpless」のピアノイントロを弾いて気をもたしたあげく、ハープ吹き出したら
ハープのキー間違えてたらしく「わっはっはっは!Sorry!Sorry!」と演奏やめちゃういさぎよさ。
さって曲作りだ。
次に出来る曲はどんな曲でしょう・・・・・
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なかなかチェックしとるねw
オレはやっぱ「Weld」とかのハードなヤツが好き。
意外と「アンプラグド」も好きだったり。
オルガンで弾き語りの「ライク・ア・ハリケーン」には萎えるが。。。