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時間オーバー、不機嫌ヅラ、そしてリクエスト

祇園の某店、ステージ時間は一応10:30,11:30,1:30の三回。
三回目のステージまでのインターバルが死ぬほど長い。
眠くもなるし暗い店内では本も読めないし、楽屋がないので
店がいっぱいになると店から叩き出される事もあるのだ。

人間とは感情の動物。
どうしても受けた理不尽が顔に出てしまうのである。特にオレは。

AM1:30からのステージが店の都合でAM1:45ぐらいからのスタートになる。
それはまだいいんだが、規定の曲数をメニュー組んでステージに出て
さあ、あと一曲で終わりという時に店長から指示が来て「もう一曲増やして」と。
しかもさっきのステージでやった曲をもう一度だと。
(特に親しい)常連さんのリクエストだと言うことらしい。

バンドマン側からの考えとしたら
「一日の中でやった曲はその日二度とやりたくない」ってのが本音。
これをもし容認してしまうとヘタすりゃ
ステージの回数だけその曲をやらざるを得ないからだ。
しかし、一曲一曲マジメに魂込めてやってる場合だと
一日の中での繰り返し演奏はもはや「仕事」になってしまう気がする。
同じ曲何度も聞かされるお客さんもそりゃいやだろう。
つか、オレが客なら絶対に許せん。

だからもちろん拒否しました。
色んな店で演奏してきたが、それを強要する店には二度と出なかったし。

モロに顔に出てたみたいで人を通じて謝罪されてしまう。

レパートリーつーのも「旬」があって、ある時期を過ぎると全くやらなくなる曲がある。
練習して演奏してみたものの「納得いかん」から演奏やめてしまうとか。
物理的にその曲が「キライ」である場合とか(笑)
ただ単に曲自体すっかり忘れてしまっている場合とか(笑)
いくらリクエストしても全く通らない場合は上記の理由がほとんどだろう。

そりゃそういった感情外して「プロなんだから」さらーっと演奏する人もいる。
ごっつい低いクオリティでも聞いてる人にさえバレなきゃいいわけだしな。
実際「おいおい、こんなんでええんかい」と思うような演奏いっぱい見たことあるし(笑)

でもオレにはそんな事できそうにないな。

それが聴かせるに値するクオリティがどうかを判断できるから「プロ」なのであって
なんでもかんでも「はい、できました」というのがプロではないと思う。

店側にとって特に大事かなにか知らないが
他のお客さんの手前ってのを考えないといずれ先細って行くだろうな。

全てのお客さんは平等であるべきだ。
同じお金払ってんのに特別扱いされてるのをハタで見るほど気分悪いモンはない。

音さえ鳴ってりゃいい、ってんなら他のヤツ探してくれればいい。
オレはそんなんやりたくねえから。

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| 音楽の話題 | 04:10 AM | comments (0) | trackback (0) |

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