Strange Days Blog～無名ギタリストの日常

大阪へ帰る最終日。
窓の外は一面の青い空。
帰る日になってこんなに良い天気になるたぁな(笑)

チェックアウトした後は沖縄生まれのファーストフード店「Jef」に向かう。

なんともアメリカンな外装。
夜になればネオンがきらびやかに点灯するんだろう。

各ガレージに付いている注文用の機器。

各自の駐車スペースに注文用の機械が付いている。
ここでオーダーをしたら、ウェイトレスさんがクルマまで持ってきてくれるそうだ。
一つの窓口にクルマが集中するように出来ているドライブスルーと比べ
明らかに非効率なんだけども、あえてこういうスタイルを取っているのかな？
古き良きアメリカ（映画で見ただけだけど）のような光景である。
さすがにウェイトレスさんはローラースケートを履いてはいなかったが(笑)

ここの目玉である「ぬーやるバーガー」。

ちなみにゴーヤと玉子だけのバーガーは「ゴーヤバーガー」。
この「ぬーやるバーガー」にはポークが入っている。
味はあっさりしていておいしかった。
大手ファーストフードに負けずにこのお店にはがんばってほしいものである。

レンタカーに給油をするためにガソリンスタンドへ。
三日間の総走行距離は485km。
これに対して給油したのはたった31リットル。
自分の車に乗るのがイヤになる数字である・・・・・・・・・

三日間共に過ごしたTOYOTAヴィッツに別れを告げ、送迎車で空港へ送ってもらう。
晴れ渡る那覇の空。
次回、来るときはぜひ恩納村に滞在をしたいなあ。
あそこの雰囲気が走っていて一番好きだった。

初の沖縄観光は色々な場所を知るための下調べになった気がする。
慶良間などの離島も行ってないしね。
食べ物も非常に合うし、またここにぜひ来たいもんである。
次回は一週間ぐらい滞在してのんびりしたいなあ。

帰りの飛行機は個人的な興味からか神戸空港へ飛ぶ便を選んだ。

那覇空港で見つけたオニギリ。

味は正直・・・・・・・・微妙だった。
なんでもかんでもこれでいいという訳ではないのだな・・・・

神戸に降り立った瞬間、肌寒さに驚く。
そうか、まだ5月だったんだよな(笑)

神戸空港から大阪へのバスは難波しかでていないらしく、
ポートライナーで三宮へ。
三宮で食事をした後は、阪急で梅田→南千里というルートで帰宅した。

さて！遅めのGW休暇は終わり！
また旅行に行くためにがんばって仕事をするのだ！

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比較的ヘビーな内容が続いている我々の沖縄放浪記(笑)
３日目の今日はせっかくの休暇なんだから、とリゾート気分を探しに行くことに。

なわけでまたもや朝8時前に出発。
沖縄自動車道路で石川I.C.まで走り抜けた。

まず立ち寄った場所は

「琉球村」であります。
やはり「歴史と文化」を外せない性（サガ）なのか？？

こんな感じでかなり昔の琉球建築を移設してある。


中はこんな感じ。

三線弾くおじぃや軽快に踊りまくるおばぁなどがいて楽しい空間だ。

気になる・・・・・・・・・


中に入ってみると・・・・

こ、これは！？
「ジェダイの復讐」？？？
イウォークがトコトコと歩いてきそうな感じだ！
ジョージ・ルーカスはここを参考にしたのか？
藪の中に非常にうまく、高台を構築してあるのには驚きだ。

実際のハブとマングースの戦いは、2001年に法律が変わって
戦わせることができなくなったらしく（そりゃ動物愛護団体とかうるさそうだしね）
3Dメガネをかけて映像をみる、というなんともお粗末な感じだ。
（もちろんお金払って中に入るまでそんなアナウンスは一切ない）

水牛がぐるぐる回ってサトウキビを絞っていたり（本島で見れるのはここだけだそうだ）
それで作られた黒糖はすげえおいしかったのでした。

琉球村を後にしたのが午前10時前。
ここから国道58号線をずっと北上する。
ここらあたりから海岸線をずっと走る事になるのだが、一気にリゾート満開！
リゾートホテルが立ち並び、エメラルドグリーンの海と大自然のオンパレード！
少し走るたびに「○○ビーチ」という看板が見つかる。

すこしクルマを止めて一枚。

ちなみにこの状態でも泳いでいる人は一人もいない。
まだシーズン前という事なんだろうか？
それともこういう所（自然ビーチ）では設備がないのでわざわざ泳がないという事なのか？

途中で見つけたシルバーアクセサリー屋さんに立ち寄る。
ここではアクセ一つ1000円、という破格でたたき売られていた。
店主の外人さんは、オレラが入店したとたんあわてて電気をつけて
「クーラー、コワレテルカラアツイネー」とニコニコしていた(笑)
ああ、なんてのんびりしているんだ！イイネ！
ここでシルバーアクセを3つほどGETする。

国道58号線は恩納（おんな）村を抜けて名護市へ。
高速道路で来れるのはこの名護市まで。
あとは58号線で走るしかない。
名護市はけっこう開けていて、那覇市と変わらないぐらいのにぎわいぶりだった。

次の目的地は「沖縄海洋博公園」。
1975年に開かれた「沖縄国際海洋博覧会」の跡地に出来た公園である。
ここに来た目的の一つに当時、建設されたまま放置されている
海上都市「アクアポリス」を見るためだったのだが
すでに中国に鉄屑（スクラップ）として売却されて、撤去された後だった・・・・・・

放置されていたアクアポリス。

（↑クリックすると拡大します（PCのみ））
これは・・・・・・・まさに「メタルギア・ソリッド2」の石油プラント！！
エキスポタワーも撤去されちゃったし万博関連のものは難しいのかな？
エッフェル塔は残っているというのにね。

そんな個人的趣味の妄想もほどほどに、
国道449号線にそれて海岸沿いを走った後、海洋博公園に到着です。

公園への入場は無料。
公園内は異様なほど広く、200円で乗り放題の電気バスで移動できる。

ここには沖縄美ら海水族館等の施設が豊富なんだが
我々はここに作られている「エメラルドビーチ」に向かう事にした。

ビーチに到着。
ちらほらと泳いでいる人はいるものの、非常に穏やかな雰囲気が漂っている。
ロッカーで水着に着替えてとりあえずビーチへ。

しかし、今はバリバリの干潮時。
遊泳ブイの範囲内はどこまで行っても膝の下までしか深さがない(笑)
「泳ぐ」というよりも「浸かる」というのが正しい。

ビーチ内スピーカーからは延々と「TUBE」が流れ、ほっこりモードが漂う。
水に浸かるか陽を浴びるか、その二つしか選択肢がない状態。
いや、それも休暇としては正しい姿かも知れないのだが・・・・・

嫁に問う。
「このままここでぼーっとして水族館見たりするか、それとも北上するかどうするよ？」

嫁は言う。
「北上。」

実に25分間のビーチタイム。
青い夏のせ～いさ～、とは言い切れないものがある。
すぐに着替えてクルマに戻って出発。時刻はPM2:00。
国道505号線を走って今帰仁村を抜けている最中に、オニの様に雨が・・・・・

我々の選択は正しかったのだ。

ここらでいきなり腹が減ってくる・・・・・・・・
ふと右側に現れた看板「くろちゃん」に引かれ、そこに飛び込む。

やっと出会えた「ナーベーラー（へちま）の味噌炒め」。

これが食いたかったのよ！！！
「へちま」はオイラの中では「小学二年の理科の研究材料」でしかなかったのだが
食ってみたらナスビの様な食感で非常に美味しかった！

食事後、強烈な睡魔がやってきた為に運転を嫁に変わってもらう。
カーナビの目的地を、本島最北端の辺戸岬を設定して助手席へ。
雨はすでに上がっていた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・熟睡・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・「着いたよ！」

・・・・ん？
時計を見るとPM3:50。
周りを見渡すと広大な駐車場である。
クルマを降りて岬へ向かう。

沖縄本島最北端。辺戸岬の風景。

これが・・・・・・・最北端なのか！

ありえない透明感を誇る辺戸岬の海。

ゴミひとつ落ちていない海。
昔の海はみんなこんなだったのだろうか？

体全体で最北端到着の喜びを表すギタリスト（34）

（撮影：嫁）
34歳最後の日にたどり着いた喜び。それがこのポーズに表れている(笑)

嫁が持ってきていた望遠鏡であちこちを見ていると
視界に巨大なヤンバルクイナが・・・・・・・・・・・・・・・・
辺戸岬を離れてヤンバルクイナに近づく事にする。



ん・・・・・・・・・・・・？




デカッ！！！！！！


気持ちはわかるが、ここまでの物を作る意味があるのだろうかｗ
確かにここからの眺めは絶品であったが、人が訪れている様には見えなかった。

目的を果たした後は、那覇にあるホテルに戻ることにする。
ここからは運転を再度オイラが担当です。

沖縄を走っていて思うのが、あちこちにあるお墓が異様にデカイ。
それこそ古墳クラスのデカいものもザラにあるのだ。
普通、我々がイメージする大きさのお墓は一つも見なかった。

辺戸岬から名護市までの国道58号線もずっと海岸沿い。
ここの眺めは最高であった。（来るときは爆睡していたが・・・）
ドライブが好きな人は絶対に走ってみるべきだと思う。

風景、時間全てがゆったりと流れているここらの暮らし。
住むとなるとどうなんだろうなあ・・・・・

名護市で少し渋滞があったものの、あとはそんなにイラつくこともなくドライブ。
この名護市での渋滞がなければ、海に沈む夕日が見れたのだが・・・・・・・
ちょうど夕日が沈む時間には海岸線を走っていなかったのだ。
これだけが今回、非常に心残りであった。
どっかで止まって待つべきだったなあ・・・・

朝、立ち寄った琉球村の近く「マリブビーチ」に立ち寄って休憩。
なぜかここは「映画」をイチオシしているビーチで、オイラには意味がわからなかったのだが

こういう事までしているって事は何か考えがあるのだろう。

Bar「ココナッツムーン」で取った夕焼け。


嫁はここの男性店員が非常に好みのタイプだったらしく
頼んだ品物が届く時に、席に来てくれるのを非常に期待していたのだが
全て女性店員が持ってきたために淡い期待は見事に打ち破られていた(笑)

ちなみに、ここのオーナーは伝説の沖縄のバンド「紫」のギタリストの比嘉清正さんだそうな。
ライブもやれる様でステージもあったんだけど、物置と化していた(笑)

高速に乗って那覇に帰ることも考えたんだけども
せっかくなので58号線で走り抜く事を決定。

嘉手納基地を左手に見ながら南下。
宜野湾（ギノワン・シティ）市あたりで交通量増加。

よく見ると、クルマのナンバーの「わ」とか「ら」とかの部分がアルファベットのクルマが・・・
多分、基地内に車庫証明があるクルマはこうなるんでしょうな。
このアルファベットのナンバーのクルマには例外なく外人さんが乗っていた。
軽トラとか乗っている姿を見ると、なんだか窮屈そうで笑ってしまう。

PM9:00頃、国際通りへ到着。
出張の時によくいくステーキ屋「うちなーステーキ村」で食事。
スパイス缶を放り投げたりするアクロバティックなパフォーマンスで楽しませてくれる。

ホテルに帰ったのはPM11：00。
今日は本当によく走った気がする。

そして、35歳の誕生日を迎えたのでありました。
人生、折り返し地点って事だな。
こんなに楽しいなら若い時にもっと旅してればよかったなあ。
でも、生活するのに必死だったしそんな余裕がなかったのも確か。
これから、もっと楽しむ様にすればいいかな(笑)

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島の大きさと距離感がまったくつかめないために早起きして出かける事にする。
AM7:00にはすでに朝食会場にいたわけだから、いつもの出張よりも早起きｗ

まずはここから一番近いと思われる「旧海軍司令部壕」へ向かう。
「朝からいきなりそれかい！」というツッコミは置いといてｗ
レンタカーに付いていたカーナビ（沖縄ではデフォルトの様だ）に行き先登録して
クルマを走らせていると、街はどうやら通勤時間帯。
ゆったりとしたクルマの流れに慣れることがまず難しい関西人。
まずは窓を全開にして、腕をクルマの外に投げ出してみた。
（↑現地の方はこうやってクルマに乗っている人スゴク多いのだ）

するとAM8:00には旧海軍司令部壕へ到着してしまう。
ここの開館はAM8:30からなので、しばし公園内をウロウロしてみる。

供養塔。


もともと海軍というのは司令室って船の上にあるもんなのですが
追いつめられた戦況の下では、こうやって山の中に壕を掘って
そこで時間稼ぎをするしかなかったという。。。。。。。

展示物をいろいろ見た後に、いよいよ壕内部へ。


上から延々と階段を下りた後にたどり着く壕内部。
しかも全部、手作業で掘るしかなかったらしい。
下士官室では全員立ったまま眠り、この通路すべてに負傷兵が横たわっていたとか。

幕僚室に入ってみると、壁に説明書きがしてある。
「この壁の傷は自決した際の手榴弾のカケラが付けたものです」
・・・・・・・ここで？この今、オレラが立っている所で？
さすがに写真は撮れなかった・・・・・・・・・・・・・・・

司令官室では太田少将が自決する寸前に壁に書き残した辞世の句があった。
さすがにあれから60年以上経過しているので消えかかってはいるが
戦争を知らない我々にも強烈なメッセージを送りつづけていると言えよう。
ここ、沖縄は本土決戦の準備の為に、大本営から時間稼ぎをさせられたという歴史があるのだ。
そういう認識があった上で、遊びだバカンスだと騒いでほしいものだと思うのですよ。

さて、ここを出て次に向かったのは「ひめゆりの塔」。

この「ひめゆりの塔」についての詳細はこちら（Wikipedia）

ガイドブックには「今でもこの慰霊碑には献花が絶えません」と書いてあったが
「入り口で売っている花を買わないと中に入れない雰囲気ができあがっている」と言えよう(笑)
もちろん、慰霊の気持ちを込めて嫁さんと二人分の花を買って献花した。

慰霊碑の真下に今でも広がるガマ（壕）。


ここで生き残った人は11名。（そのうち女学生は５名）
すぐ近くにある資料館では、生き残った女学生の一人がおばぁになった今でも
語り部として、訪れた人に当時の話をしてくれる。
ただ見るだけ、とは違い本人の体験談を直接聞くのはやはり生々しい。

この「ひめゆりの塔」を出て、次に向かったのが南にある「喜屋武岬」。


首里を占領してそこから南下したアメリカ軍は、先ほどの「ひめゆりの塔」を経て
この岬にまで軍人、および民間人を追いつめた。
当時、「生きて虜囚の辱めを受けず」という教育を受けていた日本人は捕虜になる事を選ばず
この岬から次々と身を投げて行ったのだという。

ここにも慰霊碑が。


ここに偶然訪れていたおじいちゃんは
「戦時中、もし配置変えがなかったらワシもここで死んでいたと思う」と言っていた。
あらゆる場所の戦跡に行ったけども、やはり沖縄が一番生々しい。。。。。。

さて、「社会見学」の様な我々の沖縄の旅ですが(笑)
ここらで少し海でも見ようじゃないか、と高速道路で一気に北へ。
昨日、予定していた「海中道路」へ向かうためだ。

途中のPAで昼食を取った後、沖縄北I.C.を抜けて海中道路方面へ。
この時点で、まだ昼過ぎ(笑)
予想していたより意外と小さいんだな、沖縄って・・・・・・
沖縄の距離感がだいぶつかめてきたと思う。

海中道路上から見た海。あいにくの曇り空だが。。。。

海はキレイだ！！！

途中にある公園みたいなトコでクルマを降りて、海に近づいてみた。
その際、コケのせいで久し振りに思いっきり滑って転ぶ(笑)
尻を強打してしまい、嫁には爆笑される(泣)

海中道路を抜けて、しばらく走っていくと緑色の屋根の変わった建物が・・・・
そこには「ハルの店」という直球なネーミングが書いてあり、おもしろそうだから寄ってみた。

中から出てきたのは可愛らしい「ハルおばぁ」。
アルゼンチン帰りの９３歳のおばぁちゃん。
お店はこのあたりの集落のコンビニ代わりになっているらしい。
いろいろとお話をして楽しい時間を過ごした。

このあたりの家の造り。

南国特有の平屋建てだ。

さて、まだ夕方前なのに予定のプランを終えてしまった我々。
ここで「コザ」と言われる沖縄市へ向かってみる事にした。

ここは沖縄、ゲート通り。

大音量で音楽が鳴り響くお店。普通の日本人の感覚とは違う。

英語の記述が目立ちます。

それもそのはず、この通りに沿って歩いていくと米軍基地へのゲートがあるのだ。
迷彩服着た軍人さんもいっぱい歩いていた。

ここからメインの国道である58号線に抜けて南下。
FMから流れる曲が退屈で退屈で・・・・・・・・
iPodを持ってきているものの、レンタカーには外部入力端子が付いていない・・・
たまりかねてオートバックスに立ち寄り、FMトランスミッターを購入。
確かにiPodを鳴らすことはできるんだが、音質が・・・・・
それでも好きな曲を聴けるだけマシ、と思って我慢する事にする。

美浜にあるカーニバルパークにも寄っては見たものの、買い物になぞ全く興味ないために
トイレだけ行って素通り。

ここから運転を嫁さんに代わってもらい、オレは爆睡に入った・・・・・

目覚めるともうホテルの駐車場。時間はまだ午後６時。
「どっか適当に走るか～」と行く先をアウトレットモール「あしびな～」に設定。

そこにたどり着いたのだが、なんとなく中に入る事がめんどくさくなり
「どーせ、何も買うもんないやろーしなあ」と建物だけ見てスルー。

ホテルに戻ってからモノレールで国際通りへ。
今回の晩飯は「てぃだ」という食堂みたいなトコ。
調子に乗って「オリオンビール」の中ジョッキを頼んでみた。確かにおいしかった！
「おおー、オレもビール呑めるようになったやん～」と気勢をあげてみたものの、
襲い来る強烈な倦怠感！！そして体温上昇！！

もう酒なんて絶対呑まねえ。

ベンチで座って休みながら取った写真。


ホテルにはタクシーで帰って５秒後には爆睡した沖縄２日目でした・・・・

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