Strange Days Blog～無名ギタリストの日常

こんな夢を見ました。

女性と若い男性が何やら言い争いをしている。

女性は言う。

「なんであんなお年寄りを連れてくるわけ？
　手間かかるばっかりで全然使えないじゃんか！」

若い男性は言い返す。

「だってアンタ誰でもいいから連れてこいって言ったじゃないか」

女性は言う。

「それにしても限度ってもんがあるわよ！」

男性は言う。

「だ・か・ら！アンタは『誰でもいいから連れてこいって』オレに言ったんだぜ？？」

女性は言う。

「・・・・・・・もういいわ。もうアンタなんて絶対に使ってやんないから！
　もちろん今日の取り分も払うわけにはいかないからね！」

男性は激昂してこう言う。

「なんだと！さんざんこっちにやらすことやらしといてなんだその言い分は！
　出るとこに出て訴えてやるからな！」

女性はオレの方に振り返り、こう聞いてきた。

「・・・・どう思う？これっておかしくないですか？」

オレは言った。

「どっちもどっちなんちゃうけ？」

どう考えても空気の読めないもん同士が不毛な争いをしているに過ぎないと思ったのだ。

誰でもいいからとオーダーした方も責任があるし
それを間に受けた若い男性にも非はあると思う。
（決してお年寄りを差別しているわけではないのであしからず）

問題なのはすでにそこに一人の人間が時間を拘束されて、そこに来ているって事を忘れている事。

なんでこんな夢を見たのかわからんけど
自分自身、オーダーする側される側、そして呼ばれる側の
全てに当てはまる日常を送っているという事ですね。

いつ誰に呼ばれても言いように自分自身を磨く事。
誰かを呼ぶ立場になった時はその人の時間を使っているのだと言う事、
そして、相手に対する思いやりを忘れないこと。
誰かを連れて行く立場になった時は総合的な判断力が問われると言う事。

ただの言い争いを見た、って夢でしたが
非常に得られる物が多かった今日の夢でした。

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