ベロニカライブを終えてブログの記事を書き、AM2:00頃に眠った。
これで、昼型への回帰か?と思われたが案の定、AM4:00に目覚めてしまう。
体内時計が「昼」とでも認識しているのだろうか?
納品も終わり、予定もなかったのでちょっとドライブに行くことにした。
行く先は日本最大の村、
奈良県十津川村。
ここは過去、アルバイトで田辺市にATMの設置に行った際、
帰りがけに通ったことのある所でした。
景色があまりにも現実離れしていたのを強烈に覚えていたので
いつか行ってみたい!と思っていたんである。
よっしゃ。この際今から行ってみるか!
AM8:00。大阪をスタート。
カーナビには到着時間13:00と表示されている。。。。。
たった140kmしか離れていないのに??????
吹田ICから近畿道経由で、南阪奈道路を通って奈良県へ入った。
ここから国道24号線経由で国道168号線を延々南下するだけのドライブコース。
しかしこの168号線がなかなかの峠道。
もちろん携帯電話も圏外が続く。
2時間半ほど走った頃、第一の目的場所に到達。
そこは「
谷瀬の吊り橋」である。
長さ297m、高さ54m。ちなみに日本最大の吊り橋である。
過去アルバイトの帰りに寄った際はあまりの強風で途中で引き返した。
とんでもなく恐怖だったからである(笑)
渡る前の光景。

写真で伝わるだろうか・・・・・・・この現実感のなさが。
今日こそは渡りきってみせる!
ん・・・・・?
せ、責任持ちません???
そういえば、過去ここに来たときは向こう岸から郵便配達のおっちゃんが
スーパーカブでここを爆走してきた。
まるで曲芸を見るような目でそれを唖然と見ていたと思う。
しかも、地元の小学生はここは
「通学路」なのだそうだ!!
毎日ここを渡って学校へ通う子供達!!
どんなに図太い精神の大人に育つのだろうか(笑)
さて、チャレンジスタート。
板が渡してある両横は金網が張ってある。
(過去は何もなかったらしい・・・・・この
サイトの写真を参照)
しかしこの板が異様に
たわむ。
そのままメキッ!って行けば真っ逆さま・・・・・・
立ち止まってもコワイ。振り返って戻るのもコワイ。
ただ前だけを見て突き進むのみ!
渡りきることに成功・・・・・!
振り返れば・・・・・・

うえええええ、あんな遠い所にもう一度戻るんかい・・・・・・
渡りきったところで小休止。
再度、橋の全景を撮影。
そういえば「メタルギア・ソリッド3 Snake Eater」に吊り橋出てきたよな(笑)
帰りは比較的キモチも楽だったんだが、橋のど真ん中辺りでいきなりの豪雨(泣)
傘をさしたら風で身体を持って行かれそうに・・・・・・
半泣きになりながら元の場所にもどった。
「谷瀬の吊り橋」を離れて車は一路、十津川村方面へ。
風屋ダムの風景。

雨模様だったのが逆に幻想的な風景を作り出していた。
あじさい。

自生しているのかあちこちに咲いていました。
途中、「笹の滝」というでっかい看板を見て興味をそそられる。
「ここから12km」という距離にすこしビビったけれどもとりあえずGo!
・・・・・・・・・人がいない・・・・・・・・
集落はあるのに・・・・・・・・・・・・・
車もいない・・・・・・・・・・・・・・・・・
対向車もない・・・・・・・・・・・・・・・
道ばたにゴロゴロ落ちている小さな岩。
そして「落石注意」の看板・・・・・
不安感の中、車を走らせる。
まるで「水曜スペシャル」の川口浩隊長の様な気分になる。
「笹の滝」の看板のある所に到着。
そこから少し歩かなければいかんらしい。
しかしこんな道。

整備されまくっている「箕面の滝」とはエライ違いです。
ジャングルですやんっ!
遠くからジ・エンドが狙撃してくるやん!(←メタルギアネタ)
途中、
岩の下を潜ったりして滝を目指す。
するとそこに、
信じられない光景が待ち受けていたのである!!!!!
(ガーーーーーーーン!!!)そしてCM。(←30代以上限定ネタ)
笹の滝。
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!すげええええ!!!
さすがは「日本の滝100選」に選ばれるだけはある!
たどり着いた喜びを全身で表すギタリスト(35)

(撮影:嫁)
ここまで山奥に来るとほとんど人の手が入ってないので
自然のままの光景なんだろうなあ、と思います。
しかもここまで進んできた林道は
この先行き止まり(爆)
まさにこの滝に来るためだけの道だったみたい。
癒される清流。
元来た道を12kmも戻り、再度十津川村方面へ。
道の駅があったのでそこに寄ってみました。
そこには足湯が・・・・・!
そう、ここ十津川村は
温泉で有名な町でもあるのです。
村に3つ温泉源を持ち、しかもすべての温泉が
循環なしの100%かけ流し!
入浴剤なんてもってのほか(笑)
足湯につかって疲れを癒す。
こういう事もあろうかと
素足にサンダルできたんでい(笑)
十津川村はそばやこんにゃくが主な特産物。
なので昼食にはそばを食べました。
鮎そば。
さて十津川温泉郷まではあと少し。
オニの様な細い林道+対向車ラッシュで眠気など吹っ飛んでいたんですが
メシ食ったせいもあり、ここらで眠気が一気にくる・・・・・・
そりゃ2時間しか寝てないもんな。。。
フラフラになりながら十津川温泉に到着。
ここで公衆浴場である「
庵の湯」に入りました。
ガラッと戸を開けて風呂に入ってみると、オイラ一人貸切状態!

外の風景も見えて最高に気持ち良い時間です・・・・・
風呂から上がったらさすがに限界来たのか、外のベンチで爆睡するオイラ。
さすがにこの林道での運転は怖くてできん、と嫁さん。
なんとか力を振り絞って今日の二つめの目的である場所へ車を走らせる。
暗くなってしまう前に、山道を走り抜けてやっと見つけた!
野猿(やえん)

いわゆる
一人乗りの人力ロープウェイである。
昔の交通手段として使われていた物なんだが、現在2つしか現存していない。
もちろん、現役で動かせるんだが管理しているおっちゃんも誰もいない・・・・・
もし事故が起こっても「自己責任」らしい・・・・・・
シーズンオフの平日だもんな。
果敢にも野猿で向こう岸に向かう嫁。
腕の力だけでロープを引っ張って進むため、さすがに力尽きた様子(笑)
こちら側から引っ張って戻した後、オイラが乗り込んで向こう岸へ向かう事に。
野猿から撮影した風景。
嫁のサポートも受けながらなんとか向こう岸に到着!
しかし、向こう岸は草ぼうぼうで荒れ果ててどこにも行けなかった・・・・・
普段、もしかして誰も使っていなかったのか・・・・??
河原から撮った風景。
もういっちょ。
耳をすましてもウグイスの鳴き声とせせらぎの音しか聞こえない。
神々が住む山、といわれているのもうなずける空間だ。
PCとエレキギターというテクノロジーの産物で仕事をしているオイラですが
こういう所に触れるとものすごく癒されますね。
たった3時間強、車を走らせるだけでこんな場所があるなんて関西もあなどれません(笑)
で、さすがに・・・・・
今から4時間近く運転して帰るのは気が重すぎる・・・・・・・
ホントは日帰りの予定だったんだけどね・・・・・・
途中で見つけていた「
昴の郷」という所に立ち寄る。
ここには「ホテル昴」という宿泊施設があるらしい。
飛び込みで「今日、部屋あいてます?」と聞くと余裕で空いてました(笑)
全部で5組だけだって。
一人12000円で夕食と朝食付き。
迷うことなく泊まっていくことにしました。
ここには温泉もあるしね・・・・
ホテル昴。
部屋ですこし休んだ後、温泉へ。
ここのお風呂も最高でしたっ!!
(詳しくは
ホテル昴のサイトを参照)
PM7:00から夕食。

川魚と山菜、そして地鶏と豪勢なコース料理でした。
むっさむっさむっさむっさむっさむっさむっさむっさウマかったっ!!
「アマゴの刺身」なんぞ大阪ではなかなか食えまへんで???
PM8:00。部屋に戻ったら布団がひいてあった。
即、倒れ込んで意識失ってました。。。。。。
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吊り橋すご〜い!めっちゃ渡りた〜い!
滝もすご〜い!打たれたくはないけど(^^;
いいとこですよ〜〜〜オススメです!
車でないと死ぬほど遠いですが(笑)
谷瀬の吊橋 怖いですよね。
父が今五條と十\津川の間の西吉野っていうど田舎に住んでるので
行ったコトあります。
地元の人があの吊橋をバイクで爆走してました。
十\津川人恐るべしです。
こっちでははじめまして、ですね。
バイクで爆走できるのは地元の人のみ、みたいですねえ。
とてもじゃないがそれをやってみようと言う気さえ起こりません(笑)
幕末の時も十\津川郷士は活躍したらしいですから
きっと骨太な精神の人が多いんでしょうね。。