Strange Days Blog～無名ギタリストの日常

「パソコンができる」って言葉は非常にあいまいだと思う。
この言葉をもう少しかみ砕くように文部省は指導してほしい。

この言葉のおかげで過去も今も気分悪くさせられることが一杯である。

たとえば「楽器ができる」という言葉を振ったとしよう。
100%といってもいいぐらい「何の楽器？」って返ってくるはずだ。
そこで「ギター」なり「ピアノ」なりの種類を答えるとしよう。
じゃあ「どんなジャンル？」という話に80%は進むはずなのだ。
そこで「ジャズです」「クラシックです」というかみ砕いた話題になるのだ。

これは一般の人にも十分浸透していると思う。
やっぱ歴史が長いせいと、一般の人に触れる機会が多いからだろう。
音楽というジャンルの普遍性も関係しているのだろうが。

しかし、この
「パソコンができる」という言葉。
これは我々の様な仕事をしている人間は絶対に使わない。
こいつは周りのウワサとして勝手に広がっていくからタチが悪いのである。

「パソコンできるんやって？」と聞いてくるのは限りなくライトユーザーに近い人。
これはあんまり害がないんだが・・・・・・・

「パソコンできるんやったら何でもできるんちゃう？」これが一番やっかいだ。

オレの専門はWEBの構築・コーディング・デザインが主。

「こんなん作れるんやったらパンフレットとかもチョチョイで作れるやろ？」

ｱﾌｫか！作れるわけないやろ！
大体、印刷のカラー指定とか解像度とかも別もんやっちゅうねん！
あと本の閉じ方なんか知らんわ！
しかもこう聞いてくるほとんどは「一瞬のウチに魔法使いのように作り上げる」と
思っている人がとても多いのが特徴だ。

あと、面識もないのにメールで
「ウチのPC、音が鳴らないんですけどどうしたらいいですか？」・・・・・・・・・・知るかボケ！！！
オレは無料PC相談室か！買った店に聞け！

最近、「○○さんからPC詳しいって聞いて〜」とかで夜中に電話かけてきたオマエ！
マジで請求書送るぞコラ！！もっと常識ちゅうもん学んでこい！

あと「なんかPCで分からんことあったらこの人に聞いたらいいよ」って紹介すんな！
本音いうたろか。オトコはいらんのじゃボケ！！！！！！！
女の子なら家までなんぼでも行ったるけどな！！！！ただし作業は長いぞ！

オレは魔法使いでも便利屋でもねえ。
パソコンの中にも「ジャンル」ってあるんだよ。
それとな、何でもかんでも魔法みたいにできるわけじゃねーんだぞ。
それ相応の勉強時間と作業時間やお金を投入してるから、いいものが出来るんだっつーの。

・・・・・って事は伝わらないのよ、なかなか(笑)

近頃、打合せとかではこっちの企画がよく伝わるようになった。
「最初入ったらFLASHムービー流れて、音とか出て、グリングリン動いて・・」なんて
この2005年に言い出すクラ様は一瞬で封じ込める事はできるようになりましたし(笑)
かみ砕いて説明できる能力ってのはだいぶ身に付いて来たと思う。

「ソフトとかでも簡単に誰でも作れるんでしょ？」とか
聞いてくる人は得てして自分で作ろうとさえ思ったことない人だ、というのもわかってきた。

なんでオレらがお金取れるのかを考えたらいいんだけどね。
誰だってエンピツもって字は書けるけど、全員がライターになれんのかって事よ。

WEBで仕事してるヤツってのは全ての状況を把握して
最良の解決（ソリューション）を提供するのよ。予算に応じて。
しかもそれが見た目も決してしょぼくなく、使い勝手もよい物をね。





あああああ、愚痴ってスッキリしたわまじで。
uza氏、SHADY氏！それと、たいちょー！また愚痴聞いてくださーい(泣)

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